岡山丸の内|珈琲と本と植物
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映画【The Artist】
 今日の丸の内は晴れ。暖かいようですが風が強いので寒い。 


今日オススメする農園珈琲は「エル・ミラドール/エルサルバドル」です。青リンゴのような清涼感ある酸味が特徴のコーヒーです。 

カップ¥300/豆売¥600(100g) 

【The Artist】 





アカデミー賞を受賞したことで話題に上がっている映画アーティストのチラシが配給GAGAさんから届いています。 

岡山ではMOVIX倉敷とシネマクレールの2カ所で4月7日から公開されるそうですよ。この映画のミシェル・アザナヴィシウス監督はフランス人で、フランスから見たアメリカハリウッド映画界を映画にしてるという構造なんですね。時代は1927年。サイレント映画の後期でトーキ映画の始まりの転換期。サイレント時代の売れっ子俳優とトーキ時代の新人女優が出逢い恋に落ちるけど二人の人気が逆転していき...というお話しを、当時のようにモノクロ、サイレントで製作しています。チャップリンやバスターキートンを子供の頃に観た事はあるので何となく雰囲気はわかりますが、どのように表現、演技しているのかが気になりますよね。台詞で状況説明が出来ないぶん、演技力が問われるし、観る方も読み取る力がないと理解出来ないかもしれませんが、それが正当な映画的表現でもあるのかなと思います。 
先に公開されたマーティン・スコセッシ監督の映画「ヒューゴの不思議な発明」はフランス映画の創世期をアメリカ・ハリウッドが映画化していたので、2本あわせて観賞するのも面白いですよね。 
しかし、愛し合っている二人の間に「仕事」「お金」「社会的評価」というものが入ると男女の関係はややこしくなるなと思います。男女平等は当然の事だけど、役割分担をした方が男女の関係は円滑になる気がします。 



【営業時間】 
9:00am-8:00pm 
月曜不定休 
日見ず
今日の丸の内は晴れ。3連休も終わり、完全に平時になりました。


今日オススメの農園珈琲は「エル・ホルダン/コロンビア」フローラルな香り、ハチミツのような甘味が感じられる珈琲です。カップ¥300/豆売¥900(100g)


【ヒミズ】

2001年から2003年まで連載されていた古谷実さんの漫画を園子温監督が映画化。ここ数年、凄い勢いで映画を公開している監督で、「冷たい熱帯魚」で話題になったのでご存知の方も多いかもしれません。この監督は作品を作るペースが凄いのですが、作品自体も勢いがあり、観賞中に飽きる事がありません。2009年公開の「愛のむきだし」では4時間の上映時間でしたが、4時間が短く感じる程でした。



(ストーリー)
"普通の人生”を望む男子中学生の住田祐一(染谷将太)。愛する人と守り守られ生きることを望む茶沢景子(二階堂ふみ)。しかし、ある事件を機に祐一は心に深い闇を抱え、2人の生活は“普通”とは程遠いものに一変し…。人間の心の奥に隠れた闇を浮き彫りにした、残酷な青春物語。


映画のタイトルになっている「ヒミズ」調べてみると日本固有種のモグラの仲間で日の元に出てくる事がないため「日見ず」といわれているみたいです。


今作も園子温印の人間のダークサイドをえぐる痛い映画に仕上がっている事でしょう。


今回上映館は岡山はTOHOシネマズ岡南と倉敷はMOVIX倉敷での公開なので、多くの方が観にいかれるとは思いますが、誰もが楽しめる娯楽作ではないと思うので、評価が気になりますね。
「冷たい熱帯魚」の時のキャストが多数出演しているみたいなので、そこも楽しみです。


【CoMA 営業時間】
9:00AM-8:00PM
月曜不定休
DVD ボーイズ オン ザ ランを観た




ボーイズオンザランを観た


雑誌「ビッグコミック・スピリッツ」
に連載の花沢健吾原作のコミックを、
これが初メガホンとなる、劇団「ポツ
ドール」主宰の三浦大輔が映画化。主
演は銀杏BOYSのボーカル、峯田和伸。


弱小ガチャポン・メーカーに勤める29
歳の田西敏行(峯田和伸)は未だ独
身、冴えない日々を送っている。そん
なある日、商品企画部の同僚・ちはる
(黒川芽以)と仲良くなり、ようやく
恋が実ると思われたが、ちょっとした
焦りと誤解からちはるに嫌われてしま
い…





ダメな奴が一念発起して頑張って、強
い奴に勝つという設定の映画を観ては
勇気をもらう事はよくあるのですが、
この映画はまったく違って、ダメな奴
がチョット頑張ったから直ぐに結果は
出ないよと、現実を突きつけてきます


谷西とちはるは下町の中小企業で働く
垢抜けないふたり、そこにライバルに
もならないぐらい大きな同業他社のエ
リート営業マンの青山が現れてふたり
の小さな幸せを壊すのです。青山は、
まさに悪魔ですよ。よく平気であんな
事出来るなーと思うのですが、青山も
彼なりに苦悩や努力があるんですよ。
映画ではあまり描かれては無いのです
が、原作を読むと分かります。


だから、そんな青山に付け焼刃は通用
しない。現実は甘くはないと突きつけ
られるのです。





現実社会でも強いひとが弱いひとの上
に立ち、多少の犠牲を払いながら、で
も自己防衛をしながら生活しているよ
なと再認識。


いつ、今の幸せが壊されるかもしれな
いし、壊す側になるかもしれない。
映画は夢や希望を与えてくれるけど、
現実を見つめさせてくれるものでもあ
るなと実感した作品。


青山が谷西にいった「ひとの食物が凄
く欲しくなるけど、ひとくちで良い」
といったニュアンスのセリフが後味悪
く残ってます。


この映画、青山とちはるは出会ってか
ら別れるまでの期間は3ヶ月程なので
すが、3ヶ月あればあの子がこんなにな
てしまうのか!と思うと切ないです。



が、これも現実。オススメです!
DVDで「ソラニン」を見た
浅野いにお の同名コミックの映画化。

2010年公開
監督 三木孝浩





OL2年目で会社を辞めた芽衣子とバンドの夢を諦めきれないフリーターの種田は将来に不安を抱えながら寄り添って暮らしている。ある日、芽衣子の一言で「ソラニン」という曲を書いてレコード会社へ勝負をかけるが...。


やりたい事は無いけど、夢を持ってる彼を応援することでじぶんの存在価値を実感する芽衣子と、やりたいことはあるけど、それで食べていけない事は分かってる。でもやりたくない業種はしたくなく、彼女を頼っている種田。

仲間たちに、現実を受け入れて実家の薬屋を継ぐビリーと社会に出ずに2浪している加藤とその彼女のしっかり者のアイ。アイは芽衣子の親友。


将来に希望が持てず、学生気分が抜けず、毎日をゆるく過ごす20代前半のせつない感じを描いた内容なのです


見どころは楽曲をアジアンカンフー ジェネレーションが手がけて、演奏を芽衣子役の宮崎あおい、ビリー役の桐谷健太、加藤役の近藤洋一(サンボマスター)がライブをするクライマックスシーンと全裸の種田の股間を芽衣子(宮崎あおい)の顔で隠すシーンです。


宮崎あおい はこの撮影の為にギターを練習したらしいのですが、なかなか様になっていて感心。まあ、可愛いです。





ただ、この映画で描かれている社会人像が酷くて、

実家の寂れた薬屋を継いで、やる気なく働くビリー。


夢を諦めて社会に出た加藤はサイズのあってないグレーのスーツにポマードべったりの七、三分けの髪型。


レコード会社で働く人は元 人気バンドのメンバーで今は会社に飼いならされた現実主義の大人。


バンドを諦めたからと言ってもそこまでダサく生きる奴はいないだろう?


人生投げ出すの早すぎてビックリです。
その、ダメダメ社会人像は必見です。


ラストは一度は諦めたバンドだけど、ライブをすることでROCK魂を取り戻すので、救われます。


これから社会にでる若者に言いたいのは、「社会は楽しい事もあるし、カッコ良く生きる事も出来る。自分次第だ!」です。


オススメです。

不能説的・秘密



DVDで「言えない秘密」を観ました

2007年/台湾

第44回金馬奨という台湾のアカデミー賞的な映画賞を(最優秀台湾映画賞/主題歌賞/視覚効果賞)の3部門獲得した作品。


監督はジェイ・チョウ。初監督作品で、主演、脚本、音楽と4役を務める。





青春時代の甘ずっぱい恋を描きながら衝撃的な展開のラブストーリーです。


父親の勤める音楽学校に転校したシャンルン(ジェイ・チョウ)は聞いた事の無い曲を音楽室で弾いていたシャオユー(グイ・ルンメイ)と出会い、恋に落ちる。喘息を患っていて、学校を休みがちなシャオユーの心配をしながらも引かれあって行く2人。しかしシャオユーにはどうしても言えない秘密が...。はたして、2人の恋は実るのか?シャオユーの秘密とは?という物語です。





この映画については何も言えない、言うとネタバレになってしまうからです。ただ気になる点もあります。シャンルンの立ち振舞いが凄く紳士的過ぎてちょっと鼻につくとか、制服が可愛いのに凄い牧歌的な風景だったりとか、台湾の不良ってそんなの?!て感じだったりとか、プレスリー風の格好をした人が歌う50年代風のダンスパーティーがあったりとか、台湾の文化を知らないと、えっ?!と思う様な演出があるし、そもそも高校生にする必要があるのかな〜?出演者の見た目だと大学生がギリギリだと思うし、観ているときは高校生と思えないし、甘ずっぱい恋が表現したいのなら、もっと若い子を使うべきだなとは思いますね。





ただ、そんな事はどうでも良くなるぐらいよく出来てる映画です。ひと通りの話があって、最後に種明かしがある作りですが、「あっ!そうか!」とか「あっ!なるほど!」とか思わず声をあげてしましまう設定と、恋は盲目的な演出でハラハラドキドキさせられます。2回は観た方がいいと思いますよ。


あとは、シャンルンが恋に落ちるシャオユー役のグイ・ルンメイは彼女にしたい映画女優で1位を獲得した美女です。台湾のSONYのウォークマンのコマーシャルにも抜擢されていました。そちらも見所のひとつです。





この映画の全体的な空気感は「大林宣彦監督的」だなと僕は思いました。大林作品が好きな世代の方にはオススメです。


しかし先生、もっと慎重に接するべきだよ、先生の不注意が招いた出来事だからね!

(500)日のサマー
(500)日のサマーをDVDで観ました





この映画は恋する男の子主体の内容で、恋するのは女子だけでは無いぞとばかりに恋に振り回される男子の様が描かれています。


現実にはこういうケースがもしかしたら多いのかも?


運命の恋を信じる臆病な男子のトムとリアリストでキュートなサマーの出会いから別れまでの500日





この映画の面白い所はサマーの心情の変化の理由が描かれて無く、分からないのです。


だんだんとサマーの気持ちがトムから離れていくのはわかるのですが、「えっ!なんで?どうした?」という感じ。


IKEAでのデートの場面なんて付き合い始めた時と終わりかけの時では2人のテンションがまるで違う。




恋愛偏差値低めな僕は似たような経験あるなぁーと...ていうか、わっかんねーよっ!女心!って感じが完璧に表現されてます。



ラストのシーンでのトムの成長も微笑ましく思えます。


サマーよ、いい思い出をありがとうって思うようにするかな。





時代設定はよく分からないのですが、全体的に少しレトロな衣装や小道具がかわいいのでそちらも楽しめました。


ぜひ、観ていただきたい映画です。

アイアンマン

DVD「アイアンマン」を観ました





映画の公開は2008年9月
監督:ジョン・ファブロー
主演:ロバート・ダウニーJr

女性にはまったく興味が湧かない映画
かもしれませんが、男心をガッチリ掴
む映像です。


軍事産業で巨万の富を得た天才エンジニア兼社長のトニー・スタークが自分
の作った兵器で一般市民の命が奪われ
ている所を目の当たりにして、改心し
て平和のための兵器開発を始めるが、
よく思わない役員の陰謀が・・・。
というストーリーはよくあるヒーロー
ものです。


特筆なのはアイアンマンを試行錯誤しながら作り上げていくシーンです。


手が出来、脚が出来、飛行実験したり
しながら組み上がっていくさまに盛り
上がり、その時使うコンピューターの
近未来感に心踊り、実戦での圧倒的な
強さにウットリ。





幼少の頃に観たならば、将来なりたい
職業はアイアンマンだったろうと容易
に想像できます。


アメコミ映画は興味ないよと言わずに
ぜひ観て頂きたいです。


一応、遊び人のトニーが1人の女性に惹
かれていき、その恋の結末は?という
恋愛要素もありますので、女性の方と
一緒に観れると思います。



ハニワ顔だから興味無かったけど、
劇中では精悍なお顔に見えました。
オススメです


カールじいさんの空飛ぶ家
カールじいさんの空飛ぶ家は
もう観たよ!という方も多いと思いま
す。


この映画はオープニングが印象的で、
10分程でカールじいさんの幼少期から
現在までを見事に描いているのです。


そこで完全にカールじいさん贔屓にな
ります、ならざるを得ないです、涙。


涙の後から本編が始まります。






2009年にピクサーが制作したフルCG映
画で、配給はディズニー。


ピクサーはCGで写実的な質感を表現
する事に毎回挑戦しているのですが、
今回そこにはあまりこだわらなかった
ように感じます。


ただ、子供の頃に空想した「風船で空
を飛ぶ」事を映像化したのが素晴らし
いですね。で、その風船が舞い上がっ
ていく姿が実に上手く描かれていて、
リアリティーがあるのです。
実際に目にした事のない光景なはずなのに、リアリティーを感じるのだから
凄いです。

風船の影がビルに映るところも納得の表現です。


主役はおじいさんで、助演は男の子。
おじいさんと男の子のコミュニケー
ションを描いた作品はチラホラありますが、この映画は感動出来ます。


クライマックスでおじいさんが少年を助けるために選択した行動は号泣です。ここでの号泣の為に最初の10分の
オープニングがあったのだと分かりま
す。


スマートな男前は一切出て来ません
が、いま自分が一生懸命ため込んでいる物は本当に大切なもの?と疑問がわ
く作品です。

DVD かもめ食堂を観た




2005年の作品で、観た事ある方も多いと思う作品です。


あらすじは、フィンランドの首都ヘルシンキで日本人の
女性が、かもめ食堂を営んでいて、そこに集まる人々と
の交流といったところなのでしょう。


そのかもめ食堂の主人、サチエの人との距離感がとても
心地よいのです。


この作品の中で印象的だったのが、お客が一人も来なく
て、心配した友人のミドリに対してサチエが、


「毎日マジメにやっていれば、そのうちお客さんも来る
ようになる。それでもダメならそのときはそのとき、辞め
ちゃえばいい。」というセリフです。


来るもの拒まずで、そのときの状況を受け入れる姿勢。


毎日欠かさない「膝行」や、時々行くプール、昨日と同じ
日々を淡々と過ごす事が彼女の人生なのだなと思う一方で、


サチエ達と偶然の縁を持ったマサコとの別れのシーンで、


「ずっと同じままではいられないですね、人は皆変わって
いくものですから。」と去る者追わずで、変化するものも
受け入れる。


この対自分との距離の置き方が、この作品の魅力なのかな?
と感じます。サチエが合気道をやっているという設定はここ
につながっているのかも?


ところで、フィンランドに引っ越してお店をしようと思った
ら、どれぐらい費用がかかるのかな?